望月会計事務所

事務所日記2005
 

5月の日記

2005/05/30

ニュース2005年5月号を公開しましたので、ご連絡申し上げます。

 最近、テレビのクイズ番組などを観ていると、「知識の量」よりも「発想の柔軟性」を必要とするような出題が多くなってきているように感じます。 (クイズ番組マニアというわけではありませんが・・・)

 また、学校教育などでも、「詰めこみ教育」から「考えることを重視する教育」へという方向性があることを耳にします。

 多胡輝の『頭の体操』シリーズが好きで、暗記という行為がどうも苦手だった私からすると、その点においては、なんとも羨ましい時代となりました。

 コンピュータの普及によって、「記録」や「保存」などの機械的な作業はコンピュータに任せておけばいい、そういった時代背景がそこにはきっとあるのでしょう。

 そういう意味では、機械文明の発達は、確かに人間を機械的作業から解放してきたといえます。

 そして、同時にそれは、人間にしかできないことを浮き彫りにしてきている、ということでもあるようです。−−−−−(所長)



2005/05/23

 3月決算法人の申告でオオワラワな事務所内です。
 日本では3月を決算月としている会社が多いですので、日本中の会計事務所がオオワラワ、といっても過言ではありません。
 そんな中、今回の申告で「IT投資促進税制」を活用してみました。

「IT投資促進税制」とは

 特定情報通信機器等の設備投資等を行い、一定の額を取得した場合には、ハードウェア・ソフトウェアの両面で、50%の特別償却又は10%の税額控除の優遇措置が認められる、というもので、平成15年1月1日から平成18年3月31日までの期間内に行う特定情報通信機器等の取得又はリースに適用されます。

 今回、パソコンを複数台購入して合計140万円以上、自社用ソフトウェアを複数取得して70万円以上となったので、適用を検討してみました。

 取得価額の要件を満たしていれば、適用可能と思ったのですが「少額減価償却資産の取得価額の損金算入又は一括償却資産の損金算入の規定の適用を受けるものは対象から除かれる」、という注意点がありました。−−−−−(誠)



2005/05/17

 今年もこの季節がきました。
 平成16年度の「高額納税者」いわゆる「長者番付」が発表されました。
 サラリーマンが初の首位、ということでテレビや新聞が大々的に取り上げていました。
 「私の小遣いも増やしてくれないか」、と“貧乏人根性”丸出しでホームページを見ようとしましたが、同じような人が多いようでなかなかアクセスできませんでした。

 「個人情報保護法」がある一方で、この「高額納税者」の公示。来年から廃止、の声も出始めているようです。−−−(誠)


 頭隠して尻隠さず、とはまさにこのことだね。
 すでに耐用年数を超えているこの制度を無意味に存続させるのはあまりに下衆過ぎる。−−−−−(所長)



2005/05/16

 ここ最近、「監禁」事件が多発しています。
つい先日逮捕された男。次々と明らかになる事実には驚くばかりです。手口はもちろんのこと、実家が多額の仕送りをしていたり、前に同様な犯罪をおこした際に1,200万円もの保釈金を支払うなど。
 聞けば、この父親は税理士事務所の経営などをしていたというではないですか。税理士はそんなに儲かるのでしょうかね?

税理士となるには
(1) 税理士試験に合格した者
(2) 税理士試験を免除された者
(3) 弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む。)
(4) 公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む。)
のいずれかに該当しなければなりません。

平成17年4月末現在、全国で「68,508人」が登録しています。−−−−−−−(誠)

 なにも監禁事件と税理士の資格登録の話を結びつけなくても良いではないか。環境は確かに人格形成に影響を与えるかもしれないが、環境がすべてを決めてしまうわけでもない。なにか犯罪があったときにその原因を一般化してはいけないのだ。−−−−(所長)