国税庁「Q&A」まとめ(平成16年4月~平成24年8月)

2012/09/06 木曜日

以前ツイッターで、ある税法学者の方が「座右の書が図解シリーズである税理士なんて情けない」とつぶやいていたことがあったが、実際のところ、図解シリーズや質疑問答集を実務でガンガン利用している税理士は少なくないと思われる。

私もその一人だし、税務署に行った際に署員の机の上に図解シリーズが一式置かれているのを見たこともある。税法を学問として研究する上では当然これでは足りないだろうが、日々の実務においてはコンメンタールなどよりも利用頻度は高く、それだけに座右=手近に置いておく必要のある書といえる。

図解シリーズと同様に、質疑問答、Q&A、FAQ形式の資料も我々実務家にとってはとても使い勝手が良い。近年、国税庁(や他の省庁)から公表される資料に関しても、Q&A形式のものが以前よりもかなり多くなった感じを受ける。

このような資料を作成するということは、それだけ重要な、あるいはわかりづらい問題であるという見方もできる。おそらくは、近々「国外財産調書制度Q&A」や「消費税率引き上げに関するQ&A」なども公表されることになるだろう。

ということで、近年、国税庁等より公表された主なQ&A形式の資料を国税庁サイト等より抜き出し並べてみた。

「~あらまし」「~のしかた」「~手引」「~について」などの標題のものは全て除外し、「~Q&A」「~質疑応答事例」のみに絞っている。また、納税者からの照会に対しての回答事例である「質疑応答事例」や「文書回答事例」も除いている。

 

【平成24年/2012年】

 

【平成23年/2011年】

 

【平成22年/2010年】

 

【平成21年/2009年以前】

 

(公表日付なし)

 

(望月)