2006年07月31日

ダヴィンチ・コード(=規定、慣例)

「世界の車窓から」、今週はイタリア・ミラノです。

電車がミラノ中央駅に着くなり公衆電話の受話器を握り締め
何度も電話をするはめとなりました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」を観る為の予約が必要だからです。

完全予約制と知ったのが前日。
英語版電話予約もあるということでチャレンジしたのですが、
巻き舌イタリア語のテープアナウンスが流れるだけで、
一向にオペレーターと繋がりません。
仕方なく、当日、とにかく現地へ行くことにしました。

窓口に出向いたものの、暗記してしまった電話番号が
書かれたメモをただ渡され、また公衆電話へ。
昨日と同じアナウンスが流れます。
結局、8/15迄予約一杯ということでした。
「一組25人の鑑賞時間15分」というシステムには驚きです。

すぐそこにあるのに観られない。残念でなりません。
暑さにもやられて、イタリアンジェラードを木陰で食べ、
少々落ち込みます。

この名画は観光地でもない、ごく普通の生活する街にあります。
石畳を車が結構なスピードで走り、
バールでは近所の人々が談笑しています。
そんな中、約500年前に描かれた絵が、
今も静かに呼吸をしているかと思うと時の不思議さを感じます。

壁の向こうの「最後の晩餐」を感じながら
ジェラードを頬張った時間もまた、心に残る1枚となりました。

行くご予定のある方、予約はお早めに!!

(原田)

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